来歴と調理
ローマ時代からイタリアで食べられるラーバ(カブ)であるが、葉と蕾の部分をチーマ・ディ・ラーバと呼び、南イタリアでよく食べられる。葉、蕾、茎を茹でてから炒めたり、オリーブオイルとレモンであえたり、パスタと合わせても美味しい一皿になる。
●特性
花蕾が大きく濃厚な味が特長のイタリア在来種を選抜し、食味と早生性を重視して育成した西洋ナバナ。日本で一般的なナバナ類よりも花蕾が大きくまとまる。抽だいが早く、栽培容易で播種後50~55日で収穫となる。葉は肉厚で花蕾は密で大きく食べごたえがあり、ほんのりとした甘みがある濃厚な食味を楽しめる。